クリスマスプレゼント
みなさんこんにちは!
さて、クリスマスは目前です。
大好きな人や大切な人に、プレンゼントはもう用意しましたか?
さて、今回はそんなクリスマスプレゼントに関する、あるエピソードを
ご紹介したいと思います。
そのエピソードとは、作家の阿部譲二さんの若かりしころの思い出話です。
安部さんが若かりし頃、付き合っていた彼女がいました。
そして、町はクリスマスムード一色に染まる頃。安部さんも当然、大好きな
彼女へ、プレゼントをあげたいと思っていました。
ところが、当時の阿部さんは安定した仕事もなく、お金がありませんでした。
でも彼女へどうしても「プレゼントをあげたい」と思った安部さんは考えました。
すると以前、彼女が阿部さんにある愚痴をこぼしたことを思いだしました。
その愚痴とは・・・
彼女:「毎朝、家からバス停まで歩くのが遠くて憂鬱になることが時々あるの」
との言葉です。
そして、安部さんはこの言葉を思いだした後、驚くべき行動に出るのです。
なんと…安部さんは彼女のためにクリスマス前夜、バス亭を彼女の家の前まで
運んでしまったのです。
そして、クリスマス当日いつものように会社に行こうとすると、彼女の家の前にバス停
があったのです。
彼女は驚きましたが、まさか安部さんがバス亭を移動しているなんて想像もして
いません。
当然、安部さんはバス停を勝手に動かしたことで、警察にお世話になるはめになる
のですが、その時阿部さんが言った台詞は…
安部さん:「僕は彼女のことが大好きだから、どうしても彼女が喜ぶことをしてあげたかったんです。」
冷静に考えれば、安部さんのとった行動は非常識であり、許されることではありません。
でも、人を思う気持ちという観点からこのエピソードを捉えてみれば、安部さんの彼女への
思いやりが伝わってくる気がしませんか?
彼女もはじめは驚いたでしょうし、安部さんのことを、なんて馬鹿なことをする人だと思った
かもしれません。
でも、捉え方一つ変えれば、「彼女のことを誰よりも思ってくれている大切な人」という見方
もできなくはありません。
本当に大切な人へ、思いを伝える手段は、お金をかけなくても方法はあるのです。
このエピソードをある雑誌のコラムで読んだ時、正直私は心に染みるものがありました。
一年に一度のクリスマス! 大切な人に何をあげるか? もう一度よく吟味してみたいと思います。
みなさん是非、良いクリスマスをお過ごしください。
ではまた!



